福岡高速(千鳥橋JCT~榎田)は、供用から30年以上が経過し、舗装や伸縮継手(橋梁の継ぎ目)などの損傷が顕在化しています。
現在、損傷の都度、緊急規制を行い緊急補修による対応を行っていますが、損傷は広範囲にわたり、かつ経年劣化も進行していることから、緊急規制の頻発化や沿線への騒音が懸念されます。
このため、都市高速をご利用いただくお客さまや沿線にお住いの皆さまへの影響を考慮して、通行止めによる短期集中対策により、健全性向上と長寿命化を図ることとしており、この工事を「リフレッシュ工事」としています。
実施する工事の内容については「工事内容」からご確認ください。
当該区間は交通量が多く、片側車線規制による工事は期間が長くなり、渋滞が長期化します。また沿線には住宅等が近接しており、騒音・振動への配慮が必要です。
このため、都市高速をご利用いただくお客さまや沿線にお住いの皆さまへの影響を考慮して、通行止めによる短期集中対策を実施します。
11月16日(土)の0時から11月25日(月)の24時までの10日間、終日通行止めを行います。
通行止め期間中は、千鳥橋JCTの太宰府から天神方面と呉服町入口の利用ができません。
詳しい区間は「TOP」からご確認ください。
通行止めの時期は、降雨が少ないことや工事に適した気温である時期を基本とし、大型イベント開催時期や福岡高速の交通量が多くなる時期を極力避けた時期となるように調整して決定しています。
都市高速をご利用になられるお客さまや沿線にお住いの皆さまへのご迷惑を極力低減させるために、工事騒音が軽減される建設機械を用います。また、舗装の剥ぎ取り時など大きな音の発生が予想される作業は、通行止め期間中の昼間に実施します。
工事騒音軽減に寄与する建設機械の例
IHヒーターを使用した舗装撤去工法
撤去前の舗装の下にある鋼床版を特殊なヒーターで加熱することで、鋼床版とアスファルト舗装の接着を弱め、剥離・撤去を簡易にするものです。大きな音の出る剥ぎ取り作業が無くなるため、工事騒音が抑制可能となります。
ワイヤーソーを使用した伸縮継手撤去工法
特殊なワイヤーソーを使用した乾式の水平切断の伸縮継手撤去工法です。大きな音の出るコンクリートブレーカーを使用せずに伸縮継手が撤去でき、低振動・低騒音作業が可能となります。
静的破砕剤を使用した路肩コンクリート撤去工法
撤去するコンクリートに薬剤を注入し膨張させることで、大きな音の出るコンクリートブレーカーを使用せずにコンクリートが撤去でき、低振動・低騒音作業が可能となります。
福岡都市高速をご利用のお客さまや周辺道路をご利用の皆さま、沿道にお住いの皆さまに工事のご理解とご協力をお願いするとともに、車のご利用を控えることなど、渋滞を避けたご利用を計画していただくため、以下の媒体を用いるなどして広域的な情報提供を行ってまいります。
・都市高速の交通情報提供
・テレビCM、ラジオCM、新聞広告、ビジョン広告、情報誌等による情報提供
・インターネット広告を活用した情報提供
・公式LINE等による情報提供
・リーフレット・ポスターによる情報提供
・横断幕等の設置による情報提供
詳しくは「広報物ギャラリー」をご確認ください。
乗継サービスとは、通行止め期間中に乗継対象出口から乗継対象入口に有効時間内に乗り継いだ場合に、2回目の料金はいただかないサービスのことです。
詳しくは「乗継について」をご覧ください。
千鳥橋JCTでは、行き先別の走行車線が分かりにくく、急ブレーキや急な車線変更などによる事故が発生しています。
このため、行き先部に路面標示と案内標識のカラー(色)を合わせることにより、安全に分かりやすく通行できるようにします。
詳しくは、「路面標示等の変更について」をご覧ください。
通行止め区間を経由している運行区間のバスの運行については、各バス会社へお問い合わせください。